HDD修復・データ復旧の方法
HDDは、消耗品です。いつか壊れてしまうものです。
何年も同じパソコンを使っていると、いつ壊れてしまうのか不安になってくると思います。
一番簡単な予防策は、普段からデータのバックアップを取ることです。
ハードディスクが故障してもすぐにデータが復元でき、大事なデータを失うことはありません。
バックアップの方法は、バックアップソフトを使用したり、自分で外付けのHDDにコピーするといった方法があります。
面倒な方はソフトを使用すれば、定期的にバックアップを作成してくれるのでそちらがお勧めです。
では、HDDが動かなくなってしまった、バックアップは取っていない！という場合はどうすれば良いのでしょうか。
大事なデータを諦めるしかないのでしょうか…？
そんなときに役に立つのが、HDD復旧ソフト・HDD修復業者の存在です。
故障の内容にもよりますが、もしHDDが壊れてしまってもデータを取り出すことができるのです。
HDD復旧ソフトは、確実に復旧できるというわけではないようです。
また、ある程度HDDに関する知識も必要になってきます。
確実にデータを取り出したいなら、HDD修復業者へ相談することをお勧めします。
HDD修復の格安業者
HDDを修復・修理してくれる業者は、数多く存在します。
大切なデータが詰まったHDDを預けるのですから、信頼できる業者に依頼したいものです。
HDDドライブだけでなく、HDDレコーダーやSDメモリーカード、フラッシュメモリのデータを復元してもらえる業者もあるようです。
HDDが動かなくなると、とりあえず初期状態に戻そうとフォーマットをしてしまうことがありますが、完全にフォーマットしてしまうとデータは二度と復旧できなくなります。
また、フォーマットしても、HDDが物理的に故障している場合は改善されません。
HDDを修理したい、データを取り出したい場合はフォーマット処理を行わず、業者に相談してください。
HDD修復にかかる費用ですが、故障の内容によって変わってきます。
状態が軽度であるか重度であるかによってもかなり違ってきます。
大体、軽度であれば25000円〜、重度であれば50000円〜ほどかかるようです。
できるだけ安いところを選びたいものですが、万一のことを考えると、程々の値段できちんと対応してくれる業者のほうが良いかもしれませんね。
HDDを修復させないために…HDDを長持ちさせる方法
HDDは何年か経つと故障してしまうものですが、扱い方によって長持ちさせることができます。
熱に弱いので、夏場の暑い中でパソコンをつけっぱなしにしていると、それだけで寿命は縮まっているといえます。
熱対策としては、ファンのついたHDDケースを使用するという方法があるようです。
パソコンを開いての作業になりますが、ある程度知識があれば、ケースの交換はさほど難しくないでしょう。
パソコンの内部は熱がこもりやすいので、冷却するファンは欲しいところです。
長時間パソコンを使わないとき電源を落とし、HDDを休めることも大切です。
また、本体を振動の少ない平らな机に置くなど、できるだけ振動を減らすことも重要です。
夏の暑い日にパソコンを使うときは冷房を入れるなど、少し気を使うだけでHDDの寿命は延びます。
HDDを増設する際も、注意が必要です。
増設したHDDがうまく認識されなかったり、きちんと接続されていないと故障の原因になります。
増設の際は、取扱説明書をよく読んで作業することをお勧めします。